afterimage presents『農民一揆vol.4』





2009年10月3日(土)〜4日(日)

  afterimage presents
  『農民一揆vol.4』
  Regional dance development symposium


いま、私たちは何のために踊り、舞台を創作するのだろうか?

舞踊と呼ばれる振付された肉体は、舞台の上で意思を持った上で、ヒトの網膜や脳に直接作用し、何処かの誰かの新しい環境を作ってきた。
そして意思の限り肉体は絶えず、良くもなり悪くもなりながら変化し、爆発を起こし続けている。 
意思と肉体がせめぎ合う現実的な嘘が観客の目の前で作詩される世界こそが、私の解釈で言うところのダンスなのである。

多くが偶然から創作されるインプロビゼーションを軸とした舞踊作品もあれば、
計算され尽くしたデジタルな意思をアナログである身体が体現する舞踊作品もある。
最近ではすべてを計算で配置し尽くすビデオダンスというジャンルも発達してきた。

変わり続けてゆく世界のなかで、一人ずつ、私たちは立っている。
ゆるやかに朽ちてゆく肉体と向き合いながら、食事をするのと同じように、お喋りをするのと同じように、作詩しようではないか。


だがしかし、いま、ダンスを取り巻く環境は決して明るくない。

あまねくダンス農民たちは猛り、憤っている事を自覚しなくてはならない。
そして今こそ互いの手を取り、敢然と戦うべきだ。

一人や二人でなく、多くの人の手を取り、手を借り、踊れる世界を目指したいから。


昔から言うじゃないか。
「同じ阿呆なら、」

とか。

afterimage 演出家・プロデューサー トリエユウスケ

農民一揆とは?


農民一揆とは、afterimageによる地域ダンス活性化/若手舞踊家支援プロジェクト。作品発表ごとにアンケート記入の時間を設けており、「今観た、そのままの感想」をアーティストに伝える事で、より純度の高い交感を図っています。今回も持たざる「ダンス農民」達が、皆様を待っています。

公演日程


2009年
10月3日(土)18:00
10月4日(日)13:00/17:00
開場は開演の30分前、受付開始は開演の45分前

会場


愛知県芸術劇場・小ホール
(愛知県芸術文化センター地下1階)
アクセス:地下鉄東山線、名城線、栄駅下車徒歩2分
名古屋市東区東桜一丁目13番2号 
TEL.052-971-5511(当日のみ)

出演

スタッフ


プロデューサー:トリエユウスケ
舞台監督:金子康雄
舞台監督補佐:山内崇裕
照明:小田康仁/則武鶴代
音響:堀口修司
宣伝美術:128kbps(VBR)
スチール撮影:小幡文人(earnest)
制作:岩佐暁子
制作補佐:高木育子、服部悠紀

主催


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後援


財団法人名古屋市文化振興事業団




名古屋市民芸術祭2009参加